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ウッドショック対策の切り札 エスクロー信託建築資金管理システム

新型コロナウィルスにウッドショックと建設建築業界には厳しい向かい風が吹いております。

以前もブログに書きましたがウッドショックの本当の価格高騰は2021年後半とも言われております。

木造戸建て住宅の工事費の中で木材の割合は約1割です(工法や仕様により割合が異なる場合があります)。

建築工事費が2千万円だとして木材は約200万円、200万円のコストが仮に倍となれば400万円となり単純計算で総工費の2割となり大きな家計への打撃となります。

木材以外にも数年前よりクロス(壁紙)などの塩ビ系の内装材は段階的に値上がりしておりますし、廃材の処分費(産業廃棄物処分費)や鉄などの鋼材も値上がりしております。

コストが上がっても日本の給与所得水準は上がっておりませんのでダイレクトに消費者に影響が出ることになります。

それでも日本で生きる以上、現在の物価・金利・給与水準を受け入れなければなりません。

ではどうすればよいのでしょうか?

一つ目に価格が一番高騰している時期での着工をずらす。

そして二つ目に弊社が切り札としてご提案するのがエスクロー信託建築資金管理システムです。

エスクロー信託建築資金管理システムを活用することで得られるメリットとしては、建築コストを圧縮・減額し、施工会社(工務店)が万が一倒産や経営不振に陥り工事が続けられなくても資金が担保され安全な家づくりが実現することです。

お施主様と施工会社である弊社とで締結した工事請負金額を信託銀行に預託していただきます。

信託銀行に預託された資金は倒産隔離機能により安全に確保されるため安心です。

それではなぜ建築コストの圧縮・減額が実現するのかというと、キーワードは「信託与信」です。

我々施工会社は木材・住宅設備機器・建材などの建築資材を建材商社から仕入れます。

建材のコストは施工会社の与信によって取り決められます。

与信力の低い施工会社は仕入れコストが高いということになるのですが、ここで先程の信託与信の出番です。

建材商社への支払を信託銀行から直接行うことで貸し倒れリスクがなくなり、仕入れコストが下がることで総工費も下がるという仕組みです。

木材を含む建築資材は総工費の約半分と言われております。

仮に通常よりも10%圧縮した場合、2千万円の半分の10%ということで100万円の減額となります。

木材が2倍になった場合は減額分だけでは賄いきれませんが、木材が倍になるような時期での資材調達することは避け、一つ目の通り着工時期をずらすことで安くマイホームを手に入れることができます。

上記10%の圧縮については建築工法や仕様選定により変動することがあり、さらなるコストダウンの可能性も充分あります。

デメリットをあえて申し上げるとエスクロー信託を取り扱っている施工会社が少ないことです。

弊社は自社でのエスクロー信託建築資金管理システムの活用だけでなく啓蒙活動も行っております。

新築工事だけでなくリフォーム・リノベーションでも活用することができますので今後大きな期待が見込めます。

このブログだけではこの仕組みを詳しくお伝え出来ませんので是非レジスタへご相談ください。

レジスタ合同会社
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