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不動産投資の減価償却を解説します

不動産投資を検討する多くの方が最初に気にするのが「減価償却による節税効果」です。
しかし、計算方法や耐用年数、中古物件の特例、売却時の税金など、正しく理解している投資家は意外と多くありません。

今回のブログでは投資家が本当に知るべき減価償却の本質から、節税効果を最大化する物件選びのポイントまで、実務を執り行う不動産会社の視点でわかりやすく解説します。

① 不動産投資における減価償却とは?投資家が知るべき本質

減価償却とは、建物の価値が時間とともに減っていくことを会計上「経費」として計上する仕組みです。

現在、タイムリーに節税対策のお客様からご相談いただいております。

投資家にとって重要なのは、減価償却は“現金支出を伴わない経費”であること。

つまり、実際にお金を払っていないのに経費が増えるため、

・課税所得が減る

・税金が減る

・手元に残るキャッシュが増える

というメリットがあります。

不動産投資のキャッシュフロー改善において、減価償却は最強の武器と言えます。

② 減価償却の計算方法|初心者でも理解できるポイント

■ 1. 建物価格の算出
減価償却できるのは「建物部分」のみ。
これは基本中の基本です。
土地は価値が減らないため、減価償却の対象外です。

建物価格は以下で決まります。

・売買契約書に建物価格の記載がある

・記載がない場合は「建物割合」を算出

・固定資産税評価額を参考に按分するケースが多い

■ 2. 耐用年数の考え方
建物の構造ごとに法定耐用年数が決まっています。

木造 22年
軽量鉄骨 27年
鉄骨(厚さ3mm以上) 34年
RC造 47年
※居住用・事業用で変わりますので国税庁のホームページ等をご参照ください。

中古物件の場合は「短縮された耐用年数」が使えるため、節税効果が大きくなります。

■ 3. 定額法で計算する
現在の不動産は原則「定額法」で計算します。
読んで字のごとく定額で経費として扱います。

年間減価償却費=建物価格/耐用年数

シンプルですが、建物割合や耐用年数を間違えると大きなズレが生じます。

③ 中古物件は節税メリットが大きい理由|耐用年数の短縮が武器中古物件が投資家に人気の理由は、
耐用年数が短くなる=減価償却が早く終わる=節税効果が高い、という点にあります。

■ 中古の耐用年数の計算方法
中古物件は以下のどちらか短い方を採用します。

・法定耐用年数 × 20%

・残存耐用年数(法定耐用年数 − 経過年数)

例:築20年の木造アパート

・法定耐用年数22年

・残存耐用年数:2年

・20%ルール:22年 × 20% = 4年

→ 耐用年数は4年

4年で建物価格を償却できるため、節税効果は非常に大きくなります。

④ 減価償却で節税できる金額のシミュレーション

■ ケース:木造アパート
建物価格:3,000万円

耐用年数:22年

所得税率:33%の投資家

年間減価償却費=3,000万円/22年≒136万円

節税額は136万円×33%=約45万円

つまり、毎年45万円の税金が減るということです。

キャッシュフロー改善のインパクトは非常に大きいです。

⑤ 減価償却で失敗する投資家の共通点

■ 1. 建物割合が低すぎる物件を買う
建物割合が低いと減価償却できる金額が減り、節税効果が弱くなります。

■ 2. 中古の耐用年数を誤って計算
税務署から指摘されるケースもあります。合理性のある金額であることが必要です。

■ 3. 修繕費と資本的支出の区分ミス
修繕費は経費、資本的支出は資産計上。
判断を誤ると税務調査で否認される可能性があります。

■ 4. 売却時の税金を考えていない
減価償却すると簿価が下がるため、売却益が増え、譲渡税が増えることがあります。
ただし、トータルでは節税メリットの方が大きいケースが多いです。

■5.仲介手数料が「取得費」になることを見落とす
不動産購入時に支払う仲介手数料は、建物部分に対応する金額だけが取得費となり、減価償却の対象になります。これは意外と知られていないポイントですが、節税効果に直結するため投資家は必ず押さえておくべきです。
この際の注意点は、「仲介手数料は物件全体に対して支払いますが、減価償却できるのは 建物に関係する費用のみ」ということです。プロでもうっかりミスしがちなポイントなので覚えておいてください。

⑥ 減価償却を最大化する物件選び|プロが見ているポイント

■ 建物割合が高い物件
木造・築古・地方は建物割合が高くなりやすいです。

■ 土地値が低いエリア
土地値が高い都心は建物割合が低くなりがちです。

■ 法人化との相性
法人は税率が一定のため、減価償却の効果が安定します。

■ 出口戦略まで見据える
減価償却で簿価が下がる=売却益が増える
ここを理解したうえで購入することが重要です。

⑦ 売却時の税金(譲渡所得)と減価償却の関係

■ 譲渡所得の計算式
譲渡所得=売却価格−(取得費−減価償却累計額)−譲渡費用
減価償却を多く取るほど、取得費が小さくなるため、売却益が増える仕組みです。

ただし、

・減価償却による節税効果

・売却時の税金増加

を比較すると、多くのケースで節税メリットが勝ちます。

⑧ 【まとめ】減価償却は投資家の最強の武器|ただし戦略が必要

減価償却は

・節税

・キャッシュフロー改善

・投資効率の向上

に直結する非常に重要な仕組みです。

しかし、

・建物割合

・耐用年数

・修繕費の扱い

・売却時の税金

など、実務で迷いやすいポイントも多く、専門家のサポートがあると安心です。

⑨【最後に】不動産投資の減価償却で迷ったらご相談ください。

前述の通り、弊社は現在進行形で減価償却による節税メリットを希望するお客様の対応中です。

建物割合の調整、耐用年数の判断、売却時の税務影響など、投資家がつまずきやすいポイントは個別にサポートしています。

不動産投資に伴う減価償却のことならレジスタにお任せください。

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