tel. 03-3527-2637

ブログ

カテゴリー:

相続対策は生前から|使わない土地を低圧系統用蓄電池用地として売却できる?

「親が地方に土地を所有しているけれど、将来使う予定がない」

「相続する前に、不要な土地を整理しておきたい」

「子供たちに管理の負担を残さないよう、元気なうちに土地を売却したい」

このようなお悩みをお持ちの方はいらっしゃいませんか?

相続対策というと、相続税の節税や遺言書の作成、財産の分け方などを思い浮かべる方が多いかもしれません。

しかし、相続対策で大切なのは税金や手続きだけではありません。

「相続した後、その土地を誰が管理し、どのように活用するのか」

という問題も考えておく必要があります。

レジスタ合同会社では、司法書士・弁護士などの専門家と連携し、相続不動産の売却や土地活用をお手伝いしています。

そして現在、新しい土地売却の選択肢として取り組んでいるのが、低圧系統用蓄電池用地としての売却です。

今回は、使う予定のない土地を生前に整理するメリットと、低圧系統用蓄電池という新しい売却先の可能性について解説します。

 

相続対策は、相続が発生してからでは遅いことも

土地は大切な財産ですが、所有しているだけで維持管理の負担が生じる場合があります。

例えば、次のような土地です。

  • 親が以前購入した地方の土地
  • 長年利用していない更地
  • 使わなくなった資材置場
  • 遠方にある駐車場や雑種地
  • 複数の地域に点在する遊休地

こうした土地について、親世代は取得した経緯や土地の状況を把握していても、子供世代が同じように理解しているとは限りません。

相続が発生して初めて土地の存在を知り、所在地や境界、利用状況を調べるケースもあります。

また、相続人が複数いる場合には、土地を売却するか保有するかについて意見が分かれることも考えられます。

親が元気なうちに土地の整理を進めることは、将来の相続人の負担を減らすための重要な相続対策の一つです。

 

使わない土地を所有し続けることで発生する負担

利用していない土地であっても、所有者には様々な負担が生じます。

1.固定資産税などの負担

土地を所有している限り、原則として固定資産税が課税されます。

土地の所在地や評価額によっては、都市計画税が課税される場合もあります。

一つひとつの土地の税額が少額でも、複数の土地を所有している場合には、毎年の負担が積み重なります。

2.草刈りや樹木の管理

利用していない土地でも、雑草や樹木が繁茂すれば、近隣への影響が生じる場合があります。

遠方の土地では、管理会社などへ草刈りを依頼する費用も必要になります。

3.不法投棄や近隣トラブル

管理が行き届いていない土地では、不法投棄や無断駐車などの問題が発生することがあります。

また、樹木の越境や雑草の繁茂などによって、近隣住民から苦情が寄せられる場合もあります。

4.将来の相続人への負担

土地の所在地や権利関係が分からないまま相続が発生すると、相続人が調査や管理を引き継ぐことになります。

さらに、相続人が複数いる場合には、売却について合意形成が必要になることもあります。

そのため、今後利用する予定のない土地については、生前から売却や活用を検討しておくことが大切です。

 

土地の生前整理は、売却だけが選択肢ではありません

土地の生前整理を考える際には、売却以外にも様々な方法があります。

例えば、次のような選択肢です。

方法 特徴
売却 土地を現金化し、維持管理の負担を解消できる
賃貸 土地を所有したまま賃料収入を得られる可能性がある
贈与 生前に子供などへ所有権を移転する
保有 将来の利用や売却に備えて所有を続ける

それぞれにメリット・デメリットがあります。

例えば、土地を売却すれば管理負担を減らせますが、譲渡所得税などが発生する場合があります。

また、子供へ生前贈与する場合には、贈与税や不動産取得税、登記費用などについて確認が必要です。

賃貸についても、借主の確保や契約条件、将来の土地利用などを検討する必要があります。

生前売却が必ずしも税務上有利になるとは限りません。

土地の利用予定やご家族の意向、税金などを踏まえ、必要に応じて税理士・司法書士などの専門家と相談しながら判断することが重要です。

 

住宅用地として売れない土地にも、新しい売却先の可能性

土地の売却を検討する場合、一般的には住宅用地や事業用地として買主を探します。

しかし、郊外や地方の土地では、住宅需要が少なく、なかなか買主が見つからない場合があります。

また、土地の面積や形状、接道状況などによっては、建物の建築に制約が生じることもあります。

こうした土地について、従来とは異なる用途から売却先を検討することも大切です。

その新しい選択肢の一つが、低圧系統用蓄電池用地としての売却です。

 

低圧系統用蓄電池とは?

系統用蓄電池とは、電力系統に接続し、電気を蓄えたり放出したりする設備です。

太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギーは、天候や時間帯によって発電量が変動します。

系統用蓄電池は、電気を蓄えて必要な時間帯に放電することで、電力需給の調整や再生可能エネルギーの有効活用を支える役割を担います。

系統用蓄電池には、高圧・特別高圧で接続する大型設備のほか、低圧で接続する比較的小規模な設備があります。

低圧は一般に50kW未満の電力区分であり、49.5kWなどの設備構成が検討されることがあります。

高圧の大型蓄電所と比較すると、低圧系統用蓄電池は比較的小規模な土地でも設置を検討できる可能性があります。

そのため、住宅用地としての需要が限られる土地でも、新しい活用方法が見つかるかもしれません。

ただし、低圧系統用蓄電池は比較的新しい事業分野であり、土地条件や電力系統への接続可能性、事業採算性などを個別に確認する必要があります。

 

低圧系統用蓄電池用地として売却できる土地とは?

低圧系統用蓄電池の用地として検討する場合、土地面積だけでなく、様々な条件を確認する必要があります。

1.土地の面積と形状

低圧系統用蓄電池に必要な土地面積について、全国共通の「何坪以上」という基準があるわけではありません。

必要な面積は、設備の種類や設置台数、付帯設備、保守点検スペースなどによって異なります。

土地全体の面積だけでなく、実際に設備を配置できる有効面積が重要です。

2.道路への接道と設備の搬入

蓄電池設備を設置するためには、工事車両や設備の搬入が必要です。

そのため、道路への接道状況や道路幅員、搬入経路などを確認します。

3.電力系統への接続可能性

低圧系統用蓄電池の事業化で、特に重要なのが電力系統への接続です。

土地の前に電柱があっても、必ず接続できるわけではありません。

接続の可否や必要な工事費用、連系時期などについて、一般送配電事業者への申込みや確認が必要になります。

4.地目と法令上の制限

土地の地目が田や畑の場合、農地転用の許可や届出が必要になることがあります。

また、市街化調整区域などでは、土地利用に関する制限や必要な手続きを確認する必要があります。

5.周辺環境と災害リスク

住宅が近接する土地では、設備の騒音や安全性などへの配慮が必要です。

また、浸水や土砂災害などのリスクについても確認します。

6.売却価格と事業採算性

開発事業者は、土地代だけでなく、設備費用や工事費用、系統接続に必要な費用などを含めて事業採算性を検討します。

そのため、低圧系統用蓄電池用地だからといって、通常の不動産市場より高く売却できるとは限りません。

土地条件と系統接続、事業採算性のすべてを確認することが重要です。

 

土地所有者自身が蓄電池事業を始める必要はありません

「蓄電池用地として売却するには、自分で設備を購入する必要があるのでは?」

そのように考える方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、弊社が現在取り組んでいるのは、土地所有者様ご自身が蓄電池事業を行う方法ではありません。

低圧系統用蓄電池の開発を検討する事業会社へ、土地を売却する方法です。

土地所有者様から土地情報をお預かりし、弊社が基本調査を行います。

その後、検討可能性のある土地について、開発事業者などへご紹介します。

事業者による系統接続や設備計画、事業採算性などの検討結果を踏まえ、条件が整えば売買契約へと進みます。

土地所有者様が蓄電池設備を購入したり、電力市場での運用を行ったりする必要はありません。

もちろん、事業者への紹介が必ず売買契約につながるわけではありません。

 

複数の土地を所有している方こそ、生前整理を検討する価値があります

先日、弊社のホームページをご覧になった80代の土地所有者様から、複数の土地の売却についてお問い合わせをいただきました。

以前、不動産業を営まれていた方で、関東地方に小規模な土地を20か所以上所有されているとのことでした。

ご相談の背景にあったのは、将来の相続です。

ご自身が元気なうちに土地を整理し、子供たちに管理や処分の負担を残さないようにしたいというお考えでした。

不動産に詳しい方であっても、長年所有してきた複数の土地を整理することは容易ではありません。

こうした土地について、通常の不動産売却に加えて低圧系統用蓄電池用地としての可能性を確認することも、選択肢の一つになります。

ただし、複数の土地をまとめて相談できることと、すべての土地を一括売却できることは別です。

それぞれの土地について、個別に条件を確認する必要があります。

 

生前整理を進めるなら、まずは土地の一覧を作成しましょう

複数の土地を所有している場合、最初におすすめしたいのが、所有不動産の一覧を作成することです。

例えば、次のような項目を整理します。

  • 土地の所在地
  • 登記簿上の面積
  • 地目と現在の利用状況
  • 道路への接道状況
  • 売却希望の有無
  • 土地の取得経緯
  • 境界や権利関係などの懸念事項

すべての情報が揃っていなくても問題ありません。

まずは所有している土地を把握し、今後利用する土地と売却を検討する土地を分けることが大切です。

また、土地の生前整理については、ご家族と早い段階で話し合っておくことも重要です。

親世代が残したいと考える土地と、子供世代が相続したいと考える土地が一致するとは限りません。

売却するかどうかを決める前に、将来の土地利用について意向を確認しておくことをおすすめします。

 

相続不動産の売却は、専門家との連携も重要

土地の生前整理では、売却だけでなく、税金や相続、権利関係などについても検討する必要があります。

例えば、土地を売却した場合の譲渡所得税や、売却代金を将来どのように相続するかといった問題です。

また、相続が発生した後には、相続登記や遺産分割などの手続きが必要になる場合があります。

弊社では、これまでも司法書士・弁護士などの専門家と連携し、様々な相続不動産の売却をお手伝いしてきました。

今後は、こうしたネットワークを活用しながら、低圧系統用蓄電池用地という新しい売却先についてもご提案していきたいと考えています。

 

使わない土地を、次世代のエネルギーインフラへ

長年所有してきた土地や、親から受け継いだ土地。

思い入れがある一方、今後利用する予定がなく、子供たちも管理が難しい場合には、新しい所有者へ引き継ぐという選択肢があります。

その土地が低圧系統用蓄電池の用地として活用されれば、再生可能エネルギーの有効活用や電力需給の安定化を支える社会インフラの一部となる可能性があります。

使われていない土地を、次の世代に必要な土地へ。

土地の生前整理は、単に財産を減らすことではありません。

将来のご家族の負担を減らし、土地の新しい可能性を探す取り組みでもあります。

 

土地の生前整理・相続不動産の売却はレジスタへご相談ください

レジスタ合同会社では、相続不動産の売買仲介に加え、低圧・高圧系統用蓄電池用地の情報収集と開発事業者とのネットワーク構築を進めています。

特に現在、力を入れているのが**「相続×低圧系統用蓄電池」**です。

次のようなお悩みをお持ちの方は、ぜひご相談ください。

  • 子供に土地を相続させる前に整理したい
  • 地方や郊外の遊休地を売却したい
  • 複数の土地を所有している
  • 相続予定の土地について活用方法を検討したい
  • 住宅用地として売れない土地の売却先を探している
  • 低圧系統用蓄電池用地としての可能性を確認したい

また、司法書士・弁護士の先生方や、不動産会社様からのご相談も歓迎しています。

通常の不動産売却と低圧系統用蓄電池用地としての可能性を比較しながら、土地ごとに適した方法を検討していきます。

相続する前も、相続した後も。

レジスタ合同会社は、不動産と再生可能エネルギーをつなぎ、土地の新しい可能性を探していきます。

※低圧系統用蓄電池としての利用可否は、土地条件、電力系統への接続可能性、法令・条例、周辺環境、設備計画、事業採算性などによって異なります。ご相談いただいた土地について、事業化や売却を保証するものではありません。

 

レジスタ合同会社
東京都中央区日本橋人形町3-3-5天翔日本橋人形町ビル206
▶お問い合わせはこちら

宅地建物取引業免許 東京都知事(2)第101770号
建設業許可 東京都知事許可(般-6)第150822号

【運営サイト】
コーポレートサイト
レジスタの賃貸サイト
テナントショップ人形町
外国人技能実習生賃貸ナビ
不動産売却LP
【SNS】
X(旧ツイッター)
Facebookページ
インスタグラム