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系統用蓄電池案件でNDA(秘密保持契約)が必要な理由|不動産売買との違いを解説

先日、取引先の不動産会社様より系統用蓄電池案件のご紹介をいただきました。

詳細資料をお願いしたところ、

「まずは秘密保持契約(NDA)の締結をお願いします。」

とのご案内がありました。

不動産売買では、レントロールや決算資料、テナント一覧などの詳細情報を開示する際にNDAを締結することがあります。

しかし、系統用蓄電池案件では、物件所在地や概要資料を開示する前の段階でNDAを求められることも少なくありません。

私自身も最初は、

「なぜここまで厳格なのだろう?」

と思いました。

しかし、EPC事業者向けセミナーへの参加や、実際に事業者・不動産会社の方々と情報交換を重ねる中で、その理由がよく理解できるようになりました。

今回は、系統用蓄電池案件でNDA(秘密保持契約)が必要とされる理由について、不動産売買との違いも交えながら解説します。

 

NDA(秘密保持契約)とは?

NDA(Non-Disclosure Agreement)とは、

契約当事者が知り得た秘密情報を第三者へ開示しないことを約束する契約です。

一般的な不動産取引でも、

  • 収益ビルの売却
  • ホテル・商業施設
  • 企業の不動産売却
  • M&A案件

などでは締結されることがあります。

一方で、

居住用マンションや一般的な土地売買では、

NDAを締結せずに販売図面や物件概要書を見ることがほとんどです。

 

系統用蓄電池案件では、なぜ早い段階でNDAが必要なのか?

最大の理由は、

「土地情報そのものに高い価値がある」

からです。

系統用蓄電池では、

土地を見つければすぐ事業化できるわけではありません。

実際には、

  • 面積
  • 用途地域
  • 接道条件
  • 空き容量
  • 系統連系の可能性
  • 工事負担金
  • 周辺インフラ

など、多くの項目を調査したうえで、初めて事業化の可否を判断します。

つまり、

一つの案件が市場へ出るまでには、

多くの時間・費用・人的ネットワークが投入されています。

そのため、

情報だけが第三者へ流出したり、

情報提供者を飛び越えて地主様へ直接接触されたりすることを防ぐ目的で、

早い段階からNDAが締結されるケースが多いのです。

 

一般的な不動産売買との違い

一般的な土地売買では、

  • 所在地
  • 面積
  • 価格
  • 用途地域

などの情報は比較的オープンに流通しています。

一方、

系統用蓄電池案件では、

所在地を含めた基本情報でさえ、

NDA締結後に初めて開示されることがあります。

不動産ではCAと呼ばれることが多いです。

これは、

土地情報そのものが事業競争力につながるためです。

一般的な不動産売買とは、

情報管理の考え方が大きく異なると言えるでしょう。

 

「土地」ではなく「プロジェクト」を守る契約

系統用蓄電池案件では、

土地だけを売買しているわけではありません。

案件によっては、

  • 系統連系申込
  • 接続検討
  • EPC事業者との調整
  • 投資家との協議

など、

すでに事業化へ向けて動いているケースもあります。

つまり、

NDAで守っているのは、

土地情報だけではなく、

「プロジェクト全体」

とも言えます。

 

権利付き案件ほど情報管理は重要

以前ご紹介した

「系統連系申込とは?」

の記事でも触れましたが、

系統用蓄電池では、

土地だけではなく、「系統連系申込」や「連系承諾」などの権利が大きな価値を持ちます。

そのため、

事業化が進んだ案件ほど、

情報管理はさらに厳格になります。

私自身も、

実際の案件やEPC事業者向けセミナーを通じて、

「情報そのものが資産」

であることを実感しました。

 

信頼関係を築くためにもNDAは重要

NDAは、

「信用していないから締結する」

契約ではありません。

むしろ、

安心して情報を共有するための契約です。

情報提供者も、

投資家も、

不動産会社も、

安心して案件を進めるためには、

情報管理のルールを明確にすることが重要です。

その結果、

スムーズな事業化につながるケースも少なくありません。

 

レジスタ合同会社の取り組み

レジスタ合同会社では、

系統用蓄電池事業において、

  • 土地情報の収集
  • 用地調査
  • 系統連系申込に向けたサポート
  • EPC事業者との連携
  • 投資家へのご紹介
  • 売買仲介

までを見据えた取り組みを進めています。

案件によっては、

NDAを締結したうえで情報交換を行うこともありますが、

お預かりした情報は適切に管理し、

地主様・情報提供者様・投資家様、

すべての関係者が安心して取引できる環境づくりを大切にしています。

 

土地情報を募集しています

現在、レジスタ合同会社では、

  • 遊休地
  • 工場跡地
  • 資材置場
  • 空き事業用地
  • 売却予定地

など、

系統用蓄電池用地となる可能性のある土地情報を募集しております。

「蓄電池に適した土地か分からない。」

という場合でも、お気軽にご相談ください。

秘密保持契約が必要な案件については、その趣旨をご説明したうえで、安心してお取引いただけるよう丁寧に対応いたします。

 

まとめ

一般的な不動産売買では、

詳細資料の開示時にNDAを締結するケースがあります。

一方、

系統用蓄電池案件では、

土地情報そのものや事業化に向けたプロジェクトに高い価値があるため、より早い段階でNDAを締結することが一般的です。

最初は少し驚かれるかもしれませんが、

それだけ情報の価値が高く、関係者全員が安心して事業を進めるための大切な仕組みと言えるでしょう。

レジスタ合同会社では、今後も系統用蓄電池市場の最新情報を積極的に学びながら、地主様・不動産会社様・投資家様・EPC事業者様をつなぐ架け橋となれるよう取り組んでまいります。

 

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